人の世界 人の時代 人の社会 人がこの世界の長になってから、久しい時がたった。 魔物と人とが共存するこの世界で 人間はそれでも、この世界の長として君臨していた。 その力の源・・・ それは、魔法。 魔法の力は人々の生活に浸透し、 生活を豊かにした。 そして、強力な魔法は、他者を圧倒する力となった。 人々は教会を中心とした共同体を作り、 教会が魔法を管理した。 より強力な魔法を求める教会は、 勢力を競い合い、時には争い合った。 教会同士の争いは、強力な魔法の打ち合いとなり、 その様相は熾烈を極めることになる。争いに敗れた協会は衰退し 7つあった教会は、3つにまで減少した。 終わることがないと思われていた争いも 残り3つの教会が、互いに協定を結ぶことで終結をみた。 平穏を取り戻した世界。 この平和が永遠に続くことを人々は神に祈った。 願えば必ず神に届くと信じて・・・。 この物語は、3つの教会の1つ、 エンヴ教会に仕える神官戦士達の物語。 教会に仕え、神に仕える神官戦士として とある洞窟の調査を行っていた。