RPGツクールVX Ace
■RPGツクールVX Ace
RPGツクールVX Aceを使用した感想などを紹介します。
ツクールシリーズの醍醐味の一つはスクリプトによる自由なカスタマイズです。
スクリプトを使えば、独自の戦闘システムなど色々と実装可能です。
Aceでももちろんスクリプトは健在です。
さらに、無印と比較してバージョンアップされています。
Rubyのバージョンが1.9.2とバージョンアップされています。
無印の1.8.1と比較すると、速度面が大きく向上しています。
その他、Fiberが導入されたり、配列関連のメソッドが追加されたりと新機能も実装されています。
AceのスクリプトはRGSS3となり、内容も大分変更されています。
ですので、無印のスクリプトはそのまま使うことは出来ません。
Rubyのバージョンが変わっていますので、無印と互換性が無いのは、まあ仕方ありません。
互換性が無い事に賛否はあると思いますが、せっかくRubyのバージョンが上がったのですから
それに伴い、スクリプトも刷新されたのは仕方ないことだと思います。
無印のスクリプトを使ったシステムをそのまま移植しようと思っている方は要注意です。
スクリプトがRGSS3になりましたので、スクリプトのカスタマイズ方法を勉強しなおす必要があります。
正直勘弁して欲しいと思ったのですが、ヘルプが結構充実しています。
ヘルプに、基礎編、解読編、実践編があり、実際にカスタマイズするサンプルまで載っています。
スクリプトを使用する方は、一読されることをお勧めします。
で、実際にスクリプトをいじってみると、結構便利になっている気がします。
メソッドも細かく分けて作られていますので、便利だったり不便だったりしますが。
まあ、慣れなんだろうとは思います。
自分としては、根本から変えるスクリプトは組みませんので、それほど問題は無いです。
ちょこちょこいじってみようと思います。